一万円札について 2

なごやかライフ

2007年12月11日 13:57

 さて、昨日一万円札になぜ福沢諭吉の肖像画が採用されたか、ということを考えましたね。
それは福沢諭吉が日本の発展に大きく貢献したからです。
ではどのように具体的に貢献したかを考えて見ましょう。

(一)福沢諭吉は三度も欧米にわたり、「西洋事情」「文明論之概略」を著して、
個人および国家の独立自尊と社会の実利実益の尊重を主張し、近代日本の発展に寄与した。

(二)江戸に蘭学塾を開き、1868年に慶応義塾と命名し、現在の慶応義塾大学を創立した。

(三)、「学問ノススメ」の本をだして、広く国民に学問を勧め、識字率向上につくした。

このような大きな貢献があったので、福沢諭吉が一万円札の肖像画に採用されたのでした。


福沢諭吉は 、「学問ノススメ」という本を出しました。その本の書き出しは、あの有名な
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」という孔子の言葉を引用したものでした。

 けれども実際には、この世にはいろいろな差がありますよね。
ではこの差の原因はどうして起きるのでしょう?と問いかけたのです。

 福沢諭吉翁は、その原因は学問の差ですよと言ったのです。
みごとなアピールですよね。さすが福沢諭吉翁は、商才も長けていたのですね!
だからこの本は爆発的に売れたんです。当時の大ベストっセラーです。

 さて、皆さんはこの福沢諭吉翁の考え方をどう思いますか?
この世で、うまくいったり行かなかったり、貧富の差がでたり、幸福に差がでたりするのは、
何が本当の原因なのか知りたいですよね。
だって、これが分かれば人生がうまく行くようになれますよね。
さあー!一緒に考えてみましょう。


続きは明日とさせていただきます。

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